[施工事例] 瓦種別:カナル (1㎡辺りの葺き枚数 約24枚)
南欧の瓦文化の原点であるバレル形瓦"カナル"。その起源はローマ時代に遡ると言われています。
上丸・下丸が重なりあうことにより表現される波型の可愛らしい意匠は、本格的な南欧住宅の温かみ溢れる佇まいを演出します。カラー:ヴァントゥ
ヴァントゥ色は、南仏プロヴァンスにある、美しい村100選でも有名なゴルドの北部に位置するヴァントゥ山にちなんで名付けられています。
元来、素焼の赤一色であった屋根が、時の流れと共に色褪せたり、 深みを帯びて味わいを増した様子を再現する為、エイジング加工と大胆な色ムラをつけ、
経年美を演出した最もプロヴァンスらしい色調です。カラー:エンポルダ
カラー:ペイサージュ
ペイサージュはフランス語で「美しい風景」を意味します。
その名の通り、自然の中の風景に美しく映える色合いが特徴です。
オレンジ・イエロー・ダークブラウンのアースカラーを基調としたベースに黒の細かい斑点でアクセントがついています。
エンポルダは、地中海沿岸の街エンポルダから名付けられました。
テロワールとは、フランス語で「ワイン用の葡萄畑」という意味を持ちます。
葡萄畑のように肥沃で豊かな場所。そんなイメージで作られた瓦です。素焼きの赤・グレー・オフホワイトのコントラストが美しい色です。
フランス語でヴューは『古い』、トワは『屋根』を意味します。
数百年もの月日を経た、アンティーク瓦のような存在感を放ち、経年のより生まれた自然な色ムラを表現する、味わい深い色合いが特徴です。
ドミティアとは、紀元前118年にローマ人(グナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス)が、プロヴァンスを経由してイベリア半島からローマに続く道を建設。
ドミティウスの名前をとって、この道は ドミティア街道と呼ばれました。
ドミティア色はこの街道沿いに見られる、瓦の色をイメージしたお色です。